どうもーやまむらこういちです。
8月の定期演奏会に向け、いまだに楽譜を書いています。早くやらな!
今年も去年に引き続きアンサンブルを数曲プログラムに入れているのですが、その中の一つ混合7重奏の楽譜がようやくできました。
あ、いや書き始めたのはほんの1週間前なんですけどね。やればすぐできるけど、やるまでに時間がかかるんです。はい。
このアンサンブルは2本のクラリネットを基軸にフルート、オーボエ、ホルン、トロンボーン、ギターという変わった編成です。
そんな中、クラリネットからの要望により情熱大陸に決まったんですね。
問題はソロ部分
情熱大陸はよく知った曲だし、何回か吹奏楽の編曲をしているので大体のコード進行はわかっているんです。
基本的には原曲を参考にして書くだけだし、もともとそれほど複雑な構成ではない曲なので、大部分はすぐかけました。
問題は中間のソロ部分。今回はクラリネット2本ということで2本のクラリネットにソロ、ソリを作りました。
正直言うと、1週間の作業のうちここにほとんどの時間を使ったわけです。
本来ならコードを書いてアドリブって書いておけば済むのですが、なかなかアマチュアには難しい話ですし、ソリの部分は自由過ぎても困っちゃいますよね。
なので、がっつり書く必要があるわけです。
1日中部屋の中をグルグル歩き回りながら、頭のなかで作りまくっていました。
一人は私の妻なので、音域や得意不得意がある程度わかっているので、まあポンポン書いちゃうわけです。
もう一人はまだその実力が見えない部分があるので、探り探りという感じですね。
「できないです」って言いながら、すらっとこなしちゃうタイプだと思っていますがね(笑)
1stクラリネットは上のAまであるので、音域的にはかなり高いのですが、出ることはわかっているので躊躇なく使わせてもらいました。
跳躍が連荘である所が鬼門になりそうですが、それも鬼門になることがわかってて書いちゃいました。
まあ、それも練習ということで。
クラリネット特有の壁
クラリネットって、同じ名前の音(ドとかファとか)でもオクターブ違うと指が全然違うので、オクターブ跳躍も結構大変なんですよね。
サックスとかは下と上の指はほぼ一緒でオクターブキーでの切り替えになるので、さほど苦労はしないんですけど…。
とはいうものの、この曲って楽譜にとらわれてはいけない曲だと個人的には思っているんです。
もちろんベースとなる進行はあるけども、それにさえ乗っかていれば何をしても自由が許されると思うんですね。
こういう曲はありそうでなかなかないんですけど、もうお祭り騒ぎでやっても乗れていればOKみたいな感じで演奏できればと思っています。
私もトロンボーンでこのアンサンブルに参加するのですが、ベースライン担当なんです。
なので、あまり私が遊びすぎると進行がつぶれてしまいますので、うまくギターと組んで遊べるところを探していこうと思います(超迷惑)
生まれて初めて書いた
そんなことより、私は生まれて初めてギター譜を書きました。
正確に言うと、ギター用の譜面は何回か書いたことがあるのですが、こういうコード進行する譜面は初めてなんです。
今まで書いたのは一つのメロディラインを書いていくだけだったので、別に普通の楽譜を書くのと変わらなかったんです。
まあ、これで合っているのかはわかりませんが、ギター担当は器用で物分かりがいい人なので、よしなにやってくれると思います。
私はギターを弾くことができません。例に漏れずFのコードで挫折しました。指の力が弱すぎます。
さ、というわけでまだまだ楽譜が残っているので、そちらに移りたいと思います。
アンサンブルのメンバーの皆さん、頑張ってくださーい!
[…] 情熱大陸と紅の豚は両方とも私の編曲で、これも以前紹介しました。そしてどちらにも私はトロンボーンで演奏に出ました。この演奏については後で語るとして、アンサンブルステージも広い舞台に負けずのびのびと演奏できたなーと思います。 […]