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合言葉は『M』!?トロンボーンのアンブシュアの作り方

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どうもーやまむらこういちです。

トロンボーンに限ったことではありませんが、金管楽器を演奏する際にどのようなアンブシュアを形成するかって重要な要素ですよね。
アンブシュアは楽器と音が決めることで、自分でごにょごにょせず自動運転状態になっているのが理想だと先日書きました。

確かに通常の顔(無表情)にそのままマウスピースを押し当てて、息を出せばパーンとなりますので、あれこれ難しく考えて余計な力を使わないで、口のことは気にしない方がばてません。
しかしそれは、あくまで「アンブシュアのことを難しく考えすぎて干渉しすぎている」ことに気が付くためのものであって、そのままでは演奏でも限界が来ると思うんです。
特に高音域であったり、静かな音だったりすると息漏れや音の反応が鈍くなったりするんですよね。

んじゃ、どうやってアンブシュアを形成すればいいのよって話ですが、それは以前書いた記事が参考になるかと思います。

つまようじエクササイズ

この、唇の大きな部分はリラックスしているけど、アパチュアを形成する部分を中心とした比較的狭い範囲は適度な張をもっている状態ってのが、理想的だと感じています。
それはつまようじエクササイズ直後の演奏が全然違う感覚であることを私自身が経験しているからです。

しかしながら、演奏のたびにつまようじをハミハミするわけにもいかないですよね。
このつまようじをハミハミした状態を瞬時に、しかもつまようじを使わずにできないものかといろいろと探していました。そこで思い出したのは数年前に見ていた動画です。

トロンボーンプレーヤーが共通して言うアンブシュアの作り方

トロンボーンの演奏に行き詰っている時、まだアレクサンダーテクニックにも出会っておらず、何となくYoutubeでTromboneLessonとかで検索して見ていたんです。
世界中のトロンボーンプレーヤーがトロンボーンの演奏についてレクチャーしてくれているんですね。
私は英語がさっぱりなので、身振り手振りから何となく感じ取ろうとしていたのですが、その動画たちからとある共通点を発見したんですね。

何を言っているのかはわからないものの、その部分だけはよくわかったんです。
どうやら口を「M(エム)」の発音をした状態にしておくということを言っているようなんですね。日本語的なエムではなく、ちゃんと英語圏のMの発音じゃないと意味がないんですけど、これを推奨している人が結構いるんですね。

例えばこの動画の17秒あたりからとか。
この動画が一番わかりやすいですね。何回も説明してくれていますので。

これは46秒あたり。
若干怪しいですがMと言っていると思います。(全然違ったらごめんなさい)

これは5分ちょうどあたりでLetter Mと言っていますね。
その直前に唇がある程度濡らしておくみたいなことを言っていますが、これもよく聞きます。
乾いた状態の唇は、上下でくっついてしまうことがあり、振動開始の反応がにぶくなります。これは楽器をやっている方は経験的に知っているかと思います。

これは9秒くらいです。

様々なプレーヤーが説明するなか、これだけ「M」の発音でって言っているのは興味深いところ。
私は生粋の日本人で、英語の発音がほとんどできないので、正しい「M」の発音ができているか怪しいところですが、何となく上品なアメリカ人になった気分で「M」と発音してみると、確かにつまようじエクササイズ直後の状態にできるんですね。

これならば演奏中、音を出している最中でも「あ、崩れてきたな」と思った瞬間に「M」を思い出せばいいだけです。
結局のところ、アンブシュア形成で明確な形が決まっていないからブレブレになるのであって、「M」みたいなわかりやすい作り方を自分の中で確立しておくことが大事なんだと思います。

アンブシュアと息の出し方から始める

昨日今日と少しだけトロンボーンを吹きましたが、この「M」のおかげで音にならずにスーッと抜けていくだけの息が減りました。しかしその状態でも唇は基本リラックスできていて、反応も非常にいい感じです。
つまようじエクササイズをやって唇の感覚を覚えた後、「M」で同じ状態にする練習を少しすることが大事かなと思います。

私の中で、この2日間意識していることは、「M」の発音をした状態のアンブシュアで、ハミングをするように演奏することです。
Mのおかげでアンブシュアに迷いがなくなりましたし、適度なリラックスと緊張のバランスによりばてにくくなりました。
そしてハミングをするときと同じような体の使い方をすることで、お腹で作った息のパワーを胸や喉、口などで邪魔することなく楽器に運んでいけるようになってきました。

楽器を演奏するのに必要な要素はたくさんあります。
フィンガリングやポジショニングもそうですし、タンギングもあります。しかしながらそれらは正しいプロセスで音を奏でることができるようになってからのこと。
まだまだ自分のものにはできていませんが、この「M」とハミングの2つを重点的にこれから練習していこうと思います。

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