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お腹からの直通感

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どうもーやまむらこういちです。

先日日曜日に、東京は小平にある国際パティシエ調理師専門学校の学園祭にお邪魔してきました。
小人数ながらもとりあえず何とかなった演奏会でした。

個人的な感想を言えば、金管5重奏でのトランペットは、課題はあるものの力み過ぎずに比較的リラックスできたなーと思います。
合奏のトロンボーンは(上手い下手は別として)自分の好きな音を奏でることができました。
ソロ向きではないと思うけど、合奏の中でのトロンボーンとしては結構いい感じかなと思います。

トランペットもトロンボーンもかなりリラックスできたのは収穫ですね。
注意していたのは「盛り上がる所で盛り上がりすぎない」ということ。
熱がこもりすぎて、がなってしまうことだけは避けようと、全体の音楽性を重視した結果、リラックス状態を継続できたのだと思います。

お腹から楽器へ直接つながっている感じ

さて本番も終わり、お楽しみの打ち上げでのこと。
最近、アレクサンダーテクニック講師バジル氏のブログを見始めた団員との話。
その団員はトロンボーンなので、よく私とあれはどーのこーのと話をすることが多いんです。

その時に話題となった「お腹からの直通感」について書いてみようと思います。

お腹から楽器までは当然直通ですから、直通感ってなんのこっちゃって話ですけど、これは私もずっと思っていたことなんです。
お腹で作った息のパワーを直通させるんですね。
胸や喉、口の中で何もせずにそのまま楽器に伝えるということなんですけど、これができてる時って、感覚的にお腹から楽器まで直通な感じがするんです。

言葉で説明するのがものすごく難しいのですが、まるで胸や喉や口が無いかのごとく、お腹と楽器が直接つながっている感じがするんです。
この状態だとやれアンブシュアだとか喉を開くだとか、舌がどーのとか気にすることなく、演奏したいことをオートでやってくれる感じになるんです。
毎回この状態になればいいんですが、なかなか意識的にこの状態にできないんですけどね。

他でもない、お腹に頑張ってもらう

大体うまくいっていないときって、お腹を使うことを忘れているんです。
せっかく強靭な筋肉を持っているお腹があるのに、それを使わないなんてもったいない。
他にいろんな仕事を持っている口やらにその仕事を代行させるなんてもったいない。
楽譜にかじりついてしまう時、ちょっと難儀な譜面を演奏するとき、そんなときこそお腹だけ頑張ろうと意識する練習をしていきたいところです。

今回の本番では、私の頭の中は「アンブシュア」や「タンギング」などというものは一切なく、この部分は全体の中でどういう動きで、どのくらいのバランスで、どこをお客さんに聴かせるかみたいなことばかり考えていました。
強弱記号の変化が無くても、メロディのない前奏の時はすこし前にだし、メロディが入り始めたら遠くで鳴っているかのように調整したり、別のパートと同じ動きだからそこを意識して吹いてみたり。
そんなことで頭が忙しいので、ある意味体が変な意識されずに自由に動けたんだと思います。

感覚の再現ではなく手順を再現する

アレクサンダーテクニックでは「感覚を再現しようとするとうまくいかない」と言われています。
さっき吹いた感じをもう一度やってみようと思ってもうまく再現できないんです。
感覚を再現するのではなく、さっきやった手順を再現する必要があるんですね。

そうはいっても、うまくいったあとはもう一度その感触をつかみたいもの。
どうしてもさっきの感覚を再現しようとしてしまいます。
そのためにも、その感覚を作り出すためにやる手順を明確化しておく必要があります。

手順が何となくのものであると、再現しようにもできません。
楽器の構えから息の吸い方、目線といった細かいところまで明確な手順にして、ただそれをなぞればいいだけという状態にしておく必要があります。
この手順がないと、さっきの感覚は戻ってきませんからね。

だから最近練習するときに、まずどういう手順で演奏するかをしっかり考えてから吹くことにしています。
そしてそれがうまくいったら、同じ手順を正確になぞります。
そこに「さっきの感覚」が入らないようにするのは大変ですが、少しずつ慣れてきました。

現状を、自分を許し受け入れる

今後の変化を知るために、動画を撮ってみました。
比較的音域の広い白鳥という曲です。
実はこの動画、結構撮りなおしたんです。

今後の変化を知るためだから、現状の自分を撮ればよかったのですが、途中から完璧さを求めてしまったんですね。
少しでも音が外れたら撮りなおし…みたいな。
それって目的が違うじゃないか!ということで、もう何が起こってもそれを許し受け入れて終わりにしようと決めて吹いたのがこれです。

音を外したり、音になり切れない音が入っていたり、隣の音に引きずられていたりとひどいですが、これが私なんです。
プロでもない、ただ好きなだけでたいした練習もしていないのに、完璧を求めたって無理に決まっていますし、まがいなりにも1曲を演奏することができている。
それでいいじゃないか!という感じですね。
何よりこの最後の演奏している時、すごく楽しかったんですね。何やっても許されるから、音楽に没頭できる

今後も定期的に同じ曲で動画を撮って比較してみようかなと思います。
大した変化が無いかもしれませんが…、温かい目で見てやってください。

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