雑記

楽器ごとにアンブシュアタイプは変わるのか

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どうもーやまむらこういちです。

しばらく更新が止まっていましたね。
幼稚園のママが働いているいちご農園が近くにあるのですが、そこで販売するいちごグッズを作ってたり、幼稚園の総会があったりとバタバタしてました。

今日は、アンブシュアタイプについて興味深い記事を見つけたのでその紹介をしたいと思います。

バジル・クリッツァーのブログ 「挟む」アンブシュアの使い方・下唇の巻き込みが合う人

アレクサンダーテクニック講師であるバジル・クリッツァー氏のブログです。
3月5日付で書かれたブログは、とあるホルン演奏愛好家の方とのやり取りについてです。

アンブシュアタイプの判別に必要な物

詳しい内容はリンク先を見てもらえばわかるんですが、この方が自分のアンブシュアについて独自に分析した内容についてバジル氏とやり取りをしています。
そしてこの方は自分のアンブシュアタイプを「顎や歯の大きさなど」から分析しています。

それに対するバジル氏の回答は「顎の位置や歯の大きさなどからタイプを判断することは不可能」だということ。
そして息の向きとマウスピースの動きでのみ判断できるということが書かれています。

私は低位置タイプという、マウスピースの中の唇の割合が「下唇の方が多い」タイプだと思っています。
中学でチューバを始めた時から何となくその位置に当たっていたのですが、トロンボーンを吹いている今もその位置が一番おさまりがいいんですね。
まあこれが本当に自分に合ったアンブシュアなのかがわからないので、一度バジル氏のレッスンに行きたいと考えています。

レッスンに行きたいと考えたのは「おそらく骨格や歯並びなどを勘案して判定する」と思っていたからです。
しかしながら、この記事によればそうではないことがわかりました。
ということは息の向きとマウスピースの動きさえわかれば自分のアンブシュアタイプがわかるということです。

息の向きを決める要因

マウスピース内での息の流れ

 

ドナルド・S・ラインハルト氏によれば息の向きは、マウスピース内の唇の割合で決まるとされています。
マウスピースの中で上唇の方が多く占めていれば下流方向に、下唇の方が多く占めていれば上流方向に流れていきます。
私は下唇の方が多いので上流方向に流れています。

ん??ちょっと待てよ、となった方いますよね。
自分のアンブシュアタイプがどれかを判定するのに、息の向きが判断材料の一つとなっている。
その息の向きはマウスピースの当てる位置によって決まる。
マウスピースの当てる位置によってアンブシュアタイプが決まる…。

ということは、結局「今自分がマウスピースを当てる位置」がわかっても「自分に合ったアンブシュアタイプ」はわからないということなのでは…。
じぶんにとってしっくりくる位置があるのは事実ですが、それは何となく最初にあてがった位置であるだろうし、長年その位置でやってきたからしっくりくるだけだと思うんです。
実際は別のタイプが自分に合っているにも関わらず、「いつもと違う」からしっくり来ていないだけという可能性はないのでしょうか。
結局このループを断つためには、専門の人に骨格や歯並びなどを見てもらって判断してもらうしかないと思っていたのですが…。

もう一つの判断材料であるマウスピースの動きはわかりやすいです。
自分が高い音へ移っていくときにマウスピースが大きく見て上に行くか下に行くかを鏡で見ればいいだけです。
これはもはやしっくりくるかどうかというより、その動きでしか実現できないと思います。
私は高い音へ行けば行くほど下に引っ張り下げているようです。そしてまっすぐ下にではなくやや左下に向かって動かしています。

自分のアンブシュアタイプが知りたい

さてアンブシュアタイプが3つの基本タイプがあるということだが、もう一度確認してみることに。

  • 超高位置タイプ
  • 中高位置タイプ
  • 低位置タイプ

超高位置タイプと中高位置タイプはマウスピース内で上唇の割合が多い。そして低位置タイプは下唇の割合の方が多いのだ。
中高位置タイプは超高位置タイプよりは真ん中に近いが、それでも上唇の方がわずかに割合が多く、したがって息は下向きに流れていきます。

マウスピースの動きとしては、超高位置タイプは「高音域につれ上に、低音域につれ下に」、中高位置タイプと低位置はその逆で「高音域につれ下に、低音域につれ上に」動きます。
私の場合高音域で下方向に動くので、中高位置か低位置タイプのどちらかということになりますね。

そして中高位置と低位置はマウスピース内での唇の割合が違うので、それさえわかれば自分のアンブシュアタイプがわかるのだけど…。
しっくりくるというか長年やってきたのは低位置タイプではあるが、もしかしたら自分に本当に合うのは中高位置タイプという可能性もあるということだ。
こればっかりはやはり講師の方に実際に見てもらいながら、経験と知識によって判断してもらう他なさそうだ。やっぱり一回でいいから行きたいなー。

ただし、高音域につれ下に、低音域につれ上に行くということは無意識にやっていたことだったのだが、それを知ることができたのは収穫です。
高音域を演奏するときに意識的に下(私の場合は左下)へマウスピースを唇を移動させることで、より快適に音を出すことができるようになったから。
さらに跳躍で低音域に移るときには、意識的に上の方向へ持っていくことで安定感が増したのも事実。
ここで大事なのは「マウスピースと唇が一緒に動く」ことであって、どちらか一方だけ動くわけではないということ。

楽器が変わってもアンブシュアタイプは同じ??

マウスピースのサイズは違うけどさて、以前トランペットはアンブシュアタイプが違うかもしれないということを書きました。
トランペットとトロンボーンではマウスピースのサイズが違うため、当然当たる位置が違います。
それでも唇の割合が同じなのか、いや同じであるべきなのかというところですが、もし骨格や歯並びなどが関係ないとしたら、何で決まるんでしょう。

ただし高音域につれ下に引っ張り下げるという動作はどの楽器でも同じなはずなので、トロンボーンは低位置タイプだけどトランペットは超高位置タイプということはなさそうです。
つまり超高位置タイプの人は、どの楽器でも超高位置タイプであるはずなんですね。
そうやって考えると楽器ごとにアンブシュアタイプが異なるということはなくて、どの楽器でも同じアンブシュアタイプであると考える方が自然かなと。

以前の記事では、いつもと違うところにマウスピースを当ててみたら吹きやすくなった気がすると書いていますが、いつもと違うことでの新鮮な感じがそうさせていただけかもしれません。
その後もトロンボーンとは違う位置でトランペットを吹きましたが、徐々に鳴りが悪くなってきた気がします。

金管奏者にとってアンブシュアは切っても切れないもの。
それなのに教本ではまるで正解が一つしかないと言わんばかりに、マウスピースの位置が決められています。
自分にあったアンブシュアタイプとはどういうものなのか。知りたい気持ちが強くなってきました…。

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