今日は週に1回の楽団練習日。あまり人は集まりませんでしたが、それはそれで個々の動きが聴こえやすくてやりやすいことも。
来年の定演で演奏する曲の練習が始まりましたが、今日は新しく楽譜が来たので初見合奏でした。
今日初見合奏したのは「ポップス・マーチ すてきな日々」というマーチで、吹奏楽コンクールの課題曲でした。
作曲は惜しくも亡くなられた岩井直溥氏。
マーチという枠の中で極限の表現
彼らしい、ただのマーチにとらわれない自由な発想のもと作曲された曲ですね。
途中スウィングもあるし、演奏しているうちにだんだん「あれ、この曲ってマーチだったっけ?」とか「あれ、ハリウッド万歳なんかやるんだっけ?」という感じになったのは内緒。
テンポの変化もあるし、先ほど書いた通り、大胆にもがっつりスウィング部分があったりと、演奏会のいいアクセントになってくれそうです。
ただ、団員は慣れるのに時間がかかりそうです。
調も嫌な調ではないし、臨時記号も多めとはいえ苦しむようなものではない。
でもこの独特の雰囲気になれるまでに時間がかかると思います。
逆に慣れてしまえば、すーっと演奏できるのではないかなーと思っています。
みんなでソロ!?
さて、来年の定演では吹奏楽の定番ともいえる、杉浦邦弘氏編曲の「ど演歌えきすぷれす」も演奏します。
これ、ソロが多いことでも有名なんですが、せっかく楽団の団員が少ないのだから、全員にソロを回そうという計画が立ち上がりました。
元々ソロになっているところや、そうではないところもソロに格上げしたりして、15個のソロ(1つはソリ)を準備、全員にどのソロをやりたいのか希望をとりました。
やはり人気なのは長めで目立つソロ。特に津軽海峡冬景色はなかなかの人気です。
みんなには第3希望まで聴いていたのですが、決めるのにはかなり苦労しました。
それでもとりあえずは割り振りができたので、これからみっちり頑張ってもらおうと思います。
さあ、この試みがどうなるのか、今から本番が楽しみです。
直前までバッタバタの本番へ
そして、明日はプチ本番。
ある小学校の自治会から演奏依頼を受けたのですが、準備期間が短いことや人員の確保が大変なこともあり、金管5重奏で参加することにしました。
金管5重奏ですが、トランペット2本とホルン、トロンボーンの代わりにユーフォが2本、それにチューバ1本の6人です。
…の予定だったのですが、ユーフォの一人が体調不良で欠席となってしまいました。
プログラムとしてはユーフォ・チューバ四重奏で宇宙戦艦ヤマト、そして金管5重奏(6人)であと3曲っていう予定でした。
私はトランペットが足りないため、急遽2ndトランペットで参加することに。
ユーフォ・チューバ四重奏はホルンとともに舞台袖での待機の予定だったのですが、こちらも急遽トロンボーンで出ることになりました。
本番直前にバタバタしてしまいましたが、まあ何とかなるでしょう。
ちなみにもう一人のトランペットは最初からユーフォでヤマトを吹く予定でしたので、こちらは問題なし。
ある程度違う楽器が演奏できる人間がいるとこういう時に対応ができて助かります。あ、自分もか。
みんなの足を引っ張らないように頑張りまーす。