紅葉も終わりが近づいてきましたね。
連日のように落ち葉が舞い、道路を埋め尽くしていきます。
清掃の方が綺麗にしてもすぐに絨毯が出来上がってしまいますね。
それもそのはず、もう今年も残すところ3週間ですからね。
年末の大掃除、そろそろ始めなければと思うこの頃です。
楽譜のルール
さて、楽譜には決まり事というものがありますよね。
意外と知らないこともあるからびっくりしてしまいます。
なかなか出くわさないタイプのものは知らずに過ごしていると思います。
例えば臨時記号の効果範囲について、実は知らない人もいるかもしれませんね。
臨時記号はその小節内だけ(タイでつながった分はその音も)影響を及ぼします。
段の一番左に書かれる調号は段すべてに影響がありますが、臨時は記号がある小節にしか影響がありません。
つまり次の小節に移ったら、臨時記号が付いていない状態に戻るわけです。
それでも大体の楽譜は親切に記号を付けてくれています。
かっこ書きであったり、臨時記号のようにつけてくれたりするので、このルールを知らなくても何とかなってしまいます。
だから知らない人もいるかもしれません。
ちなみに、調号の場合は同名の音(ファならすべての高さのファ)に等しくシャープなりフラットが付きますが、臨時記号はその記号がついた高さの音にしか付きません。
同じ小節に同名で高さの違う音があっても臨時記号の影響は受けません。
私の所属する楽団にも、ずっと吹奏楽をやってきたけど最近まで知らなかった人がいました。
これも、大体は高さの違う音には別の臨時記号を親切につけてくれているので知らずに来たのかもしれません。
綺麗な楽譜を書くというのは大変なこと
私はFinaleという楽譜作成ソフトで楽譜を作っています。
これはプロも使っている楽譜作成ソフトですので、書けない楽譜はないとまで言われています。
当然、楽譜のルールなんかは網羅されているため、何も気にせずに打ち込んでいけばちゃんと書いてくれるわけです。
ただ、レイアウトはある程度までしかやってくれないので、例えばf(フォルテ)やアクセント、練習記号などの細かな位置調整は一つ一つしてあげなければいけません。
世には浄書家という職業もあるくらいで、きれいなレイアウトの楽譜を作るには、それで飯を食っていけるほどの知識や経験が必要です。
私のような素人がとてもできることではありません。
それでも楽譜を書く身としては、プロが作った楽譜を見ながら楽譜の書き方を少しでも吸収しようと努力しています。
奏者は時間に追われて楽譜を追っているわけですから、瞬時に判別できる楽譜の方がいいわけです。
そういった意味では先ほどの臨時記号などのルールも、ルール上は書かなくてもいい記号をあえて書いてあげるというのも大事な要素かもしれません。
楽譜、奥が深いです。まだまだですね、私。
そういえば「すてきな日々」にミスを見つけてしまいました。
これじゃ半拍多いですね。
課題曲の楽譜ってちゃんとしているイメージだから、ちょっと驚きました。