新年あけちゃいましたね。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始は妻の実家にてのんびりさせてもらいました。じつにぐうたらで申し訳ない…。
新年早々に新曲が出来上がりました。
私が所属する吹奏楽団は今年の8月に第10回定期演奏会を予定しています。
節目となるこの演奏会のためのファンファーレを作っていたのですが、ようやく完成しました。
少ない編成で重厚なサウンドを
メインとなるメロディーは冒頭トランペットが奏でている部分で、実際にトランペットを吹きながら作曲しました。
普段は頭の中でぐるぐる考えるか、ピアノを触るかどっちかなんですが、気分を変えてトランペットをぷーぷーしていたら出来上がったわけです。
やっぱりファンファーレだもの、トランペットで作るのがいいかなと。
吹奏楽らしさというか、ドラムセットらしさというか、そういうものを出したかったのでタムを多めに使っています。
もともとフロアタムが好きなこともあり、タム系全般が好きなんですね。
クラシカルな曲でも結構使います。かっこいい。
相変わらず高音木管には黒い楽譜が行っていますが、華やかな金管に対抗するにはキラキラした感じが一番!
それだけではなく、練習記号でいうとBの部分からはクラリネットの低いメロディーが暖かく落ち着かせてくれます。
単純な3和音だけではなく、かなりぶつけまくっているので、少々複雑な音がします。
それでも、吹奏楽編成としてはかなり薄い我々としては、これくらい複雑にすると重厚さが出てくるもんです。
楽器が多ければオクターヴだけでもかなりのサウンドになるのですが、物理的に足りない分は「苦味」がないと厳しいです。
ファンファーレなのでわかりやすく綺麗な和音を多用するつもりでしたが、あまりにすっきりしてしまったのでいろいろと考えました。
まずはチューバを細かく動かして、低音域を重くしたこと。
ホルンやトロンボーンにはぶつかる音を多めに配置したこと。
そしてドラムの手数を増やしたこと。
これらを盛り込んだ後、さすがに余計な部分を削り取り、薄すぎるところを強化してようやくこの形になりました。
実際に合奏してみて、どんな音になるか楽しみなところです。
自由な曲を作ってみよう
ようやくファンファーレが終わったので、次は吹奏楽オリジナル曲の作曲に移ります。
副団長が作ってくれたメロディーをもとに作曲するので、テーマはもう決まっています。
あとはどう味付けしていくか。我ながら楽しみです。
今年は、「演奏予定のない曲を作ること」を目標にしました。
いつもは楽団の演奏会だったり、どこかの団体からの依頼だったりとすぐに演奏されることが目的の曲ばかり書いていました。
今年はそれをやりつつ、ただ曲を作るということをやってみたいと思います。
曲を作り、Youtubeにあげるだけ。
編成も構成も、曲調も自分の好きなように作ることができます。
奏者の顔色もうかがう必要もない!
目的なく曲を書くことがないので、今年はやってみたいなーと。
できたら、またこのブログで紹介しますので、お楽しみに!
それでは今年も1年、張り切っていきましょう!