作曲

ただ曲を書いてみる第一弾の題材

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どうもーやまむらこういちです。

すっかり夏になってしまって、娘も夏休みに入りました。まずは楽団の定演のお知らせをさせてください。

こだいらEMバンド第10回定期演奏会
日時:2017年8月19日(土) 13時半開場、14時開演
場所:ルネこだいら中ホール(駐車場はありません)

東京は小平にあるルネこだいらの中ホールです。西武新宿線「小平駅」下車、南口徒歩3分ですのでぜひぜひお越しください。
詳細はこちら(こだいらEMバンドのHPです)

演奏目的のない曲を作ってみよう

さてさて、私は今まで作曲や編曲をする時は、所属する楽団の演奏会でやる曲や、他団体からの依頼で書くことがほとんどです。まあ必要があるから書いていたんですね。今後もこれは続く予定ですが、そういう演奏の目的とは関係なく、ただただ曲を作ってみようということを今年は目標にしています。

そうこうしているうちにもはや7月も終わるところですが、ようやくそれに着手してみようかなと思っているわけです。その題材を何にしようか考えていたんですが、ようやくこれにしようというものを見つけました。円周率です。

元々数学が好きで一時期は数学の教師を夢見てたころもありましたが、最近はほとんど触れなくなってきていました。まあせっかくなので好きな音楽と数学を結び付けていこうかなと思って、今回は魅惑の円周率にしたわけです。

円周率は3.14で始まる非循環の無限小数です。ようは小数点以下、同じ数字群が循環することもなく永遠と数字の羅列が続いていくわけです。これらの数字を音に割り当てて曲にしようということです。このような試みはすでにたくさんされていて動画でもけっこう見つけることができます。

円周率を題材にした曲

これは、Gを半音上げて、残りはAから順に白鍵に割り当てていき、リズムは一定に奏でていく曲です。それに見合った伴奏を付けて幻想的な曲に仕上がっていて、個人的に結構好きです。

これはBから順に白鍵に0,1,2と数字を割り当てています。最高音はオクターブ上のD(=9)になるわけです。先ほどの物とは違い、リズムが様々なためより旋律的です。バイオリンとピアノのデュオというのも面白いですね。

たくさんある中で、作った方が苦労したであろう部分は、「どの数字をどの音に割り当てるか」だと思います。1オクターブの中には幹音が7つ、半音階ならば12の音があります。円周率で登場する数字は0~9の10個ですから、うまいこと割り当てる必要があります。

2番目に紹介した曲は幹音のみに割り当てたため、0と7、1と8、2と9がオクターブ違いではあるものの同音となっています。1番目に紹介した方も同じく3つずつ同音が含まれていますね。その結果音域は1オクターブと3度で固定されています。

いかにして数字を音に割り当てるか

私はどういう割り当てをしようかと悩んでいたのですが、円周率はあくまで旋律を作るヒントとして使いたかった、つまり円周率そのものの魅力(?)を伝える曲にするわけではないので、もっと自由に音が組めるようにしたかったんですね。鍵盤の前であれやこれやと考えていたのですが、なかなかこれという割り当てができませんでした。

同音ではオクターブの自由を確保したい(=ドならどの高さのドにするかを都度選べるようにしたい)ので、割り当ては基本的にオクターブに収めたかったんですね。12個の音の中から10個を割り当てる、つまり2個だけ外すという作業を行う必要があります。もしくは2オクターブの範囲で同音を使わないように割り当てるか。どれにしてもなかなか難しい状況でした。

私は普段トロンボーンをよく吹くので、これで何かできないか考えました。トロンボーンは基本的にポジションが1から7まであります。これでは0を休符にしたとしても8や9は割り当てられませんね。さてさてここで金管楽器の仕組みについて軽く説明しておきます。

金管楽器の仕組みの簡単な説明

トロンボーンのポジション

これはトロンボーンです。トロンボーンはスライドを伸び縮みさせることで音を変えることができますが、そのポジションは7つあります。一番縮めた状態で1、一番伸ばした状態で7とし、1つポジションが長くなるごとに半音ずつ音が下がっていきます。テナーバストロンボーンの場合、これにF管というものがつき、レバーを押すことで管の調子がB♭からFに切り替わります。

F管のレバーを操作すると、2全音と半音音が下がります。スライドを1ポジションにしたままF管のレバーを操作すると、F管レバーを操作せずにスライドを6に伸ばした状態と同じになります。

トランペットピストンこれはトランペットです。吹き口側から1,2,3とピストンが付いています。2番を押すと管が半音分延びるので音が半音下がります。1番は全音(=半音×2)分、3番は全音と半音(=半音×3)分音を下げることができます。これを組み合わせることで、3全音まで音を下げることができます。そしてそれらの管長でそれぞれ倍音を選択して出すことで様々な音を出しているわけです。

ユーフォやチューバには4番管というものが付いていることがありますが、これは先のトロンボーンで言うF管レバーのようなもの。4番管は2全音と半音を下げることができます。

私が持っているスーパーボーンはスライドとピストンの両方が付いていますので、スライドを7ポジションにした状態から、さらにピストンで3全音下げることができます。つまり倍音操作なしで1オクターブ降ることができます。なんかよくわからないけどすごいでしょ。使わないけど。

というわけで、トロンボーンで1ポジションから半音ずつ下げていき(実際はこういういい方はしないが)9ポジションまで下げていき、その倍音群を適宜チョイスすることで曲を作っていこうと思います。0の扱いは悩みましたが、休符にすることにしました。リズムは自由に組むことができ、主旋律のみに円周率を使用するというルールで曲を作ってみようと思います。

使用する音の一覧

倍音群これが9ポジションまでの倍音群です。実際はもっと上がありますが、実質使えるのはこの程度でしょう。第1倍音も音域的には厳しいので使用しないと思いますので、実際は第2倍音から第9倍音あたりを使おうと思います。まあ、ほとんど自由に曲が作れるということですけどね。全く無の状態から作るよりは作りやすいでしょうから、このルールでいこうと思います。

さてさてどんな曲になるのか、私自身もまだ全然わかりません。どの音をチョイスして、どのような曲調にするか。それはこれからこれらの音と向かい合って決めていこうと思います。こうご期待!

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