楽器

いい音を出そうとすることと実際の音

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onputachiどうもーやまむらこういちです。

毎年恒例の我が家での新年会、今年は4.5kgのさしみ鮭をみんなで食べました。
鮭はさばくのがちょっと難しく、少し失敗してしまったものの美味しかったからいいとしよう。

さて、今日ちょろっとサックスを吹いたときに思ったことというか気づいたことを紹介します。

楽器を演奏するとき、とりあえずはいい音を出そうと思いますよね。
何も、汚い音を出そうと思って楽器を構える人ってそんないないと思うんです。

で、何となくこうするといい音がなるんじゃないかみたいなことをして音を出していると思います。
実際にそれがいい音を出すのに役立っているかどうかは別として、自分なりの…なんだっけ、あの…あれ…レーヨン?じゃなくて何だっけ。プーチンじゃなくて。あるでしょ。

いい音を出すためにやっていること

私の場合は「口の中を大きく広げる」が当てはまるんです。
口って、顎を開けても唇は閉じたままでいられるんです。
だから金管楽器を演奏するときに口の中を広げても唇の振動を消さずに済むし、要因はわからないけど、いい音がなる(気がする)んですよ。

ただし、これはあくまで金管楽器を演奏するときの話。
サックスを吹く時にこれをやると、マウスピースとリードが噛めなくなってしまいます。
顎が開くということは歯が開くということですから、当然ですね。

それでも、マウスピースをくわえながら極力口の中を広げようとすればある程度は広くすることができます。
あ、思い出した「ルーティン」だ。

でも、口の中を広げてもあまり音が変わらないんですよね。
それどころが音の当たりが若干悪くなったような…。

金管と木管の違いがはっきりと

よくよく観察してみると、マウスピースをくわえた状態で口の中を開いていくと、下の前歯が少し前に出るんです。
軽くアイーンてしているような感じです。
そうなると、リードを押さえる位置が変わってしまうので裏返るようになったり、もしくは音が当たりにくくなったりしてしまいます。

だから、この何となくいい音が出そうな動きというものをやめることにしました。
口の中を無理に広くしようとせず、むしろ少し狭いかなと思うくらいで吹くとパシっと音が当たったわけです。

よくシングルリード楽器では口角を上げて吹くみたいなことが教本などに載っていますが、あれはどういうことなんでしょう。
確かに世界的サックスプレーヤーの須川展也さんも、ものまね中のコロッケか!ってくらい口角上がってますもんね。
私も思い切って口角を上げてやってみるとなかなか調子が良くなることに気が付きました。

自分の親指を、爪の方を上にして加えてみるとよくわかります。
口角を上げた瞬間に、かなり噛む力が強くなるんですよね。

噛む力を増やすだけなら、ただただ顎をとじて噛めばいいだけなのですが、口角を上げると横の隙間を埋めつつ噛む力を強めることができるんですね。
これでマウスピースとリードをしっかり支えつつ、横から息が漏れるのも防げますから、唇そのものの負担はだいぶ減りそうです。

自分と向き合うという練習方法

サックスやクラリネットを吹いているとマウスピースがくわえられなくなってしまうほどばててしまうのですが、くわえる力をいかに唇以外で代理するかが大事なのかなと今日の練習で思いました。

ほとんど経験のないど素人が勝手に思ったことですので、正しいかどうかはわからんのですが、確実に言えるのは人間の顔って面白いってことです。
無意識でいろいろなことをやっているのだなーと改めて実感しました。
そして無意識でやっていることを意識すると、何か見えてくるような気がします。
これはロングトーンやスケール練習ではなかなか見えてこない、自分の体との対話で初めて見えてくるところだと思います。

今後もサックスだけではなくいろいろな楽器で、自分自身を観察してみようと思います。
いやいやそうじゃないでしょ!とかありましたら、コメントくださるとありがたいです!

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