ここ数年、長ーい夏が続き、ようやく終わったと思ったらいきなり冬!みたいなことが多かった気がするんですが、今年はちゃんと「秋」がありますねー。
私は寒さに強いらしく、冬でも半袖Tシャツにフリース着て過ごすぐらいなのですが、この「冬に向かっていく感じ」が好きですねー。
夏が終わるとすーっと空が高くなって、冬に向かって空気が締まっていく感じが好きなんだと思います。
いつもこの時期に創作意欲がわくんですが、わくだけわいて作業に移らないんですねー。
一度やっているけど編曲しなおし
さて今日はこだいらEMバンド次回定期演奏会のアンコール曲の編曲作業。
※こだいらEMバンドって何だ!?って方は前回の投稿をご覧頂ければと思います。
アンコールなので一応曲名は伏せておきます(笑)
この曲は以前に演奏しているのですが、その頃は木管がクラリネット一人だけというほぼブラスバンド状態。さすがにきついのでピアノを入れて補う感じでした。
今回は今のところフルート1、オーボエ1、クラリネット2、アルトサックス1、テナーサックス1と、木管が増えてきたのでピアノに頼る必要がなくなりました。
代わりに編曲し直しになりますが…。
音感ない人間の耳コピ苦労
曲はオケ曲で手元に楽譜が無いため、耳コピ作業から入ったのを覚えています。
早いパッセージが多く、聞き取るのにすごく苦労したし、今改めて楽譜を見ると合ってないなーってところも多々あります。
私は音感が無いため、音を聴いても何の音かわかりません。
ピアノの鍵盤叩かれてもドなのかミなのかというほどひどいので、耳コピ作業は物凄く時間がかかるのに精度が悪いのです。
オリジナルの編曲ならば、メロディーだけ何となく取れればあとは好き勝手に書けるので良いのですが、原曲の再現となると後ろの方の動きまで取らなければならないので精度は悪くなる一方です。
まあ、それでも前回苦労した分、今回はかなり楽できるのでちゃっちゃか終わらせたいところです。
パート割の理想と現実
編曲といえばもう一つ頭を悩ませる事があります。
それはパートの割り振りです。
こだいらEMバンドは現在16名で活動しています。(次回定期演奏会に参加予定だけど今休団中の方も含んでいます。)
楽器の偏りはだいぶ解消されてきているものの、市販の楽譜をそのまま出来ることはほとんどありません。
元が吹奏楽曲ならばあまり悩まずに割り振りしてしまうんだけど、オケだったりするとかなり悩むわけです。
音色と曲の雰囲気で「このパート!」ってのはすぐに頭に浮かぶのですが、そのパートの方が演奏出来るかどうかは別問題。
高い技術を持っている団員がいる一方、まだ小慣れていない団員もいます。
ある意味団員の癖や技術、得意不得意がわかっているため、どうしても考慮してしまう。
理想はこのパートだけどうちの楽団ではここみたいな事がよくあります。
それも含めて編曲者の仕事というか腕の見せ所だと思っているので、実際は楽しく悩んでいるんですがね。
それにしてもこの曲は難しい。EMで出来るように、かつ迫力や魅力を極力落とさないように頑張りますー。