雑記

アンサンブルは何よりも練習になる

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暑すぎてチューニングできないどうもーやまむらこういちです。

先日、畑の収穫祭がありました。
我が家では近くの農園で行われている農業体験農園というものに、去年から参加しています。
年間41,000円で30㎡の農地を借りることができます。

農地だけではなく、種や苗、肥料に農具もすべて用意されていて、作付け計画も園主が立ててくれます。
2週間に1回くらいで講習を受けて、その通りに作業をすればよく、素人の私たちでもおいしい野菜がどっさりできるわけです。
4万円は高いかなと思ったけど、いったん収穫が始まると、スーパーでほとんど野菜を買わなくなるので、むしろお得なのかもしれません。(今年はどれくらい得しているのか計算する予定)

アンサンブルの誘い

さてさて、そんな農業体験農園では春と秋に収穫祭があるんです。
畑の近くで、バーベキューをしながら採れたての野菜に舌鼓。
春は採れたてのレタスに、特製のニンニクみそを付けて食べます。これがうまいのなんのって。
レタスをお腹いっぱいになるまで食べられるって、ある意味贅沢な気がします。

去年の秋の収穫祭の時に、我が家よりも前から畑をやっている方から余興としてアンサンブルをしないかと誘われました。
その方はバスーンをやっているらしく、私と妻が楽器をやっていることを知り声をかけてくれたのです。

今回の春の収穫祭でも声がかかり、さらにテナーサックスをやっているという方も誘って四重奏をやることに。
楽譜の用意は私が引き受けました。

んで、その楽譜の作成は前回書いた通り無茶苦茶な状況で仕上げたんですが、練習は何とか通り本番を迎えました。
即席アンサンブルながら、たった2~3時間の練習だけで3曲。
しかも当日お誕生日の方がいるということで、即興でハッピーバースデーの曲も演奏しました。

この時期としてはかなり暑く、場所によっては猛暑日だったため、日陰でも汗が噴き出るほど。
スマホで写真を撮ろうにも、本体の熱が上がりすぎて撮れませんってエラーになるくらいなので相当暑かったんだと思います。
我々も夏野菜の支柱立てをした後だったので、汗びっしょり。
チューニングも何もあったもんじゃないけど、楽しく演奏できました。

アンサンブルと合奏の違い??

アンサンブルをやるといつも思うのは、指揮者がいない分、周りの音をよく観察していなければいけないなということ。
20人や30人でやる合奏とは違って、一人のさじ加減が大きな影響を与えるし、曲の流れも周りを良く聴いていないと乗り遅れるからです。

…と書きましたが、これ別に合奏でも同じなんですよね。
大所帯の合奏であれば、確かに一人のさじ加減がそこまで大きく影響はしないけど、指揮者がいても他のパートの動きを気にする必要があるし、当然同じパートも息遣いを感じていなければいけません。
デュオであっても、100人バンドでも自分と目の前のパート譜だけの世界に入ってはいけないんですよね。

初見合奏からしばらくは譜読みがままならず、譜面にかじりつくことが多いですよね。
そういう時はついていくのに必死だし、なかなか周りの音なんかじっくり聴いていられないんです。
でも練習していくうちにだんだん自分の演奏が何とかなってくる。曲にもついていけるようになる。曲自体も覚えてくる。そうなっていくはずなんです。

演奏への取り組み方をシフトするタイミング

ここで今まで自分のことだけに集中していた演奏から、周りを観察し演奏による会話をしていく演奏に切り替えなきゃいけないんですね。
演奏そのものに余裕が出てきたのに、初見の時と同じく自分の世界に入ったままでは困っちゃうわけです。

奏者がそれぞれ自分の担当する譜面を、書いてある通りに演奏すれば、そしてそれをみんな同じタイミングで演奏をすれば曲として聴こえるはずです。
その理論であれば、全員同じテンポで一人ずつ録音し、それを同時に再生すればしっかり曲になっているはずです。
しかしながら実際には、楽譜通りの音が鳴っているのにどこかちぐはぐな演奏になっているはずです。

これは個人個人で音を鳴らしているからで、会話が一切ないからなんですよね。
合奏では、自分の音を鳴らしつつ、他人の音を聴き”会話”することで1つの音楽に仕上がっていくと思うんです。
でもこれは周りの音を聴けるほど余裕がなければできませんから、初見の時に全員ができることではないでしょう。

それでも練習を重ねるにつれ少しずつ余裕が出てきます。
その時に周りと会話するようにシフトしなければいけません。この切り替えをずっとせずに本番を迎えると思っていた演奏にならないんですね。

演奏は常に変化している

同じ曲を同じメンバーで演奏しても日が変われば、もっと言えば合奏するたびに変化しているはずです。
それぞれの体調や気分、湿度や気温、楽器のコンディションなど音に影響を与えるものはたくさんあり、それは常に変化しています。
だからいつも同じ演奏しても、バランスが崩れたり、いまいちマッチしなかったりするんですね。

そんな状況でも周りと会話する演奏なら、逐一その変化に対応できると思うんです。
今日はちょっとあのパート元気ないかな??ってなれば、多少は調整できるはずですよね。
本番と全く同じ状況って、練習中には絶対ないと思いますので、本番は本番で曲を作っていかなければならないはず。
そのためには、練習の時から周りを観察し、会話する癖をつけておかなければいけません。

アンサンブルは合奏よりもその練習がしやすい(よりせざるを得ない)と思うんです。
拍打ちしてくれる指揮者もいないし、一人がわーって音を鳴らせば他を消せますからね。
タイミングをはかるためには他の動きを熟知していなければいけないですし、アンサンブルは聴く練習に持ってこいなんです。

アンサンブルで聴く癖をつける

何人もの奏者が一斉に音を奏で、それを一つの音楽にするためには、音による会話が必要です。
会話をするためには一方的に話すだけでは成り立たず、お互いに聴く耳を持たなければいけません。
演奏に余裕が出次第、どんどん耳で聴くことにシフトしていかなければいけません。
ある意味初見の時から聴かなければならない状況に立たされるアンサンブルは、聴く練習に持ってこいだと思います。

今、どうにかこれを合奏練習の時に使えないか模索しているところです。
指揮を振らずに演奏してもらうだけでも効果があるかもしれません。次回の練習の時にやってみようかな。

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