どうもーやまむらこういちです。
前回、私が所属している吹奏楽団でのアンサンブル祭りについて触れました。それがこちら。
これは内輪のアンサンブル披露会なのですが、その課題曲とも言える楽譜の作成をしています。団員の中から3人のリーダー役を決め、それぞれがくじ引きでメンバーを決めます。即席の3つのアンサンブル団体ができたところで、担当する曲を決め、当日の午前中で練習をしてその日の午後本番という形になります。
課題曲の1つが完成した
前回の記事では5曲ほど課題曲の選択肢を出しましたが、担当曲が決まったのでそれに絞って編曲を始めました。本当はフレキシブル譜にするつもりだったのですが、時間もないので決め打ちで。
そのうち、「ケンタッキーの我が家」の編曲がようやく終わりました。早速ご紹介します。
アメリカ版ふるさととも言えるこの曲は、いろいろなアレンジを受け付けてくれますが、最初はゆっくりとレガートにしました。この曲では最も多くされているであろうアレンジですね。この曲はやっぱりこういった雰囲気が一番合いますね。ただずっとそれだけだと飽きが来るので、途中からディキシースタイルにしました。
ノリの良さがいい感じになっていますが、テンポキープに苦労しそうです。気を抜くとどんどん速くなってしまいそうですね。前半のゆっくりの部分も相まって、いかにテンポを一定に保っていけるかが一つの課題になりそうです。
また少し長めのユニゾン部分があるのも特徴です。これも独りよがりではうまくいかない部分、ほかの部分よりもずれが目立つポイントです。4人のテンポ感をいかに合わせるか、腕の見せ所ですね。
編曲をしてみて、半日練習をするくらいの課題曲としてちょうどいいレベルになったのではないかと思っています。それでいて簡単すぎず、他パートをよく聴き音を合わせていくという今回最大の目的に沿ったものにできました。
Finaleの設定でうまくいかず
私は楽譜作成にFinaleというソフトを使っています。このソフトは打ち込んだ楽譜の再生ができるのですが、スウィング周りでうまくいかなかったんですよね。
今回この「ケンタッキーの我が家」は途中の部分だけディキシースタイルでスウィングになるのですが、再生の時にスウィングされなかったのです。Finaleではスウィングの設定をすれば再生にも反映されます。今まで何度もやって来たし、今回もできるだろうと思っていました。
しかしながら、1曲全部スウィングならまだしも、途中だけスウィングにする設定がうまく機能せず、全部イーブンか、全部スウィングしかできませんでした。Finaleの機能として部分的なスウィングもできることになっているのですが、何かの設定が悪くできませんでした。
そのため今回の動画は全部スウィングバージョンで録音したものを切り貼りしてあります。機能がある以上、どこかの設定が邪魔していると思うのですがね・・・。
そんな若干のトラブルもありつつ、まあ楽譜そのものは完成したのでよしとしましょう。残り2曲の課題曲に、ほかのアンサンブル譜もいくつか作らなければならないので、急ぎ進めていきます。編成の少ないアンサンブルであることと、大曲でないことが唯一の救いですかね。頑張ります!