休日は…と言っても、専業主夫の私は毎日休日のようなものですが、朝ごはんにホットケーキを作ることが多いです。
ホットケーキミックスも小麦粉と砂糖とベーキングパウダーでできるので、好きな量を作ってます。
ホットケーキは1枚ずつ焼くと面倒なので、豪快に大きなフライパンで一度に焼いてしまうこともしばしば。
コーヒーとともにいただきました。
楽団では指揮者だが
今日は楽団の練習でした。
急遽月末にアンサンブルで演奏することになり、慌ただしく準備をしているところ。
私は楽団で指揮を振っているので、普段は目的もなくトロンボーンを軽く吹く程度。
今回、金管5重奏で出演するのですが、トランペットが1人しか確保出来なかったため、私がトランペットで出ることになったんです。
まあ、トランペットも吹けないことはない程度ですが、久々に吹いてみると結構楽しいもんです。
昔は全然音が出なくてただただ疲れるだけだったのですが、最近アレクサンダーテクニークに出会ってからは、かなり吹きやすくなって楽しくなりました。
今まで力の入れるところを間違っていたことに気づき、やっとまともに吹けるようになったという感じです。
アレクサンダーテクニークは前から名前だけは知っていたのですが、正体がわかっておらず、いまいち興味を持てませんでした。
アレクサンダーテクニークとは
オーストラリアの俳優、フレデリック・マサイアス・アレクサンダーが、急に舞台上で声が出なくなる不調に襲われる。医者も治療ができなかったが、アレクサンダーは三面鏡を前に自分をとことん観察し、声を出そうとするときに首の後ろを縮めてしまっていることに気が付いた。
この首を縮めることが声を出すことを妨げていることに気が付き、さらにその反対で首を楽にしているときに楽に声が出せることもわかった。
アレクサンダーテクニークは、こういったアレクサンダーの経験を体系化したもので、人間が無意識に不必要な動きをしていることに気づき、何かを妨げている癖をなくしていくことです。
楽器演奏をするときに、無意識で「楽器を楽に演奏するための動き」をわざわざ妨げていることがあります。
それに気づき、その癖をなくしていくことで楽に演奏できるようになるというもの。
私は最初眉唾ものだと思っていたのですが、軽く試しただけで大きな結果をもたらしてくれました。
高音が苦手な私は、トロンボーンでもトランペットでもある音程から上はものすごく力んでも当たるかどうか。
それが、大して力まなくても、いや、むしろすごくリラックスした状態で今まで当たりもしなかった音域まで出るようになったんです。
これはさすがに驚きました。毎日数時間にも及ぶ基礎練習をしたわけではなく、ほんの数分アレクサンダーテクニークの楽器演奏への生かし方を覚え、実践しただけです。
たったこれだけで、最高音が4度も上がったのだから、効果があると認めざるを得ません。
専門的に習ったりセミナーを受けたわけではないので、もっともっと伸びしろがありそうな感じです。
これによって楽器演奏がいつも以上に面白くなったし、練習の仕方がだいぶ変わってきました。
燃費が良くなって楽しくなった
トランペットは特にすぐにばててしまって、演奏できる時間が少なかったのですが、燃費が良くなったおかげでずいぶんと長い間吹いていられるようになりました。
口周りの筋肉ってそんなに隆々としないのに、何で吹ける人はずっと吹いていられるのか不思議だったのですが、燃費がいいからなんですよね。
最低限の力で最大限のパフォーマンスをする練習をしているから、しんどそうな曲でも涼しい顔をしているようです。
やっぱり疲れたり痛くなったりすると、楽器って辛いものになってしまうので、楽に演奏できると楽しくなります。
トランペットで本番なんて、ほとんど記憶にないので思いっきり楽しんでこようと思います!