今週末、妻の友達の結婚式に家族3人呼ばれていまして、娘が当日付けるバレッタを作っていました。
数月前に始めた樹脂粘土でかわいいお花のバレッタを作ります。
樹脂粘土は乾燥させると文字通り樹脂になるのでアクセサリーなどを作るのにもってこいなんです。
乾燥に丸1日かかるので、今日は花を作るところまで。
歌はずるい??
さて、作曲をしていてよく思うことを今日は書こうと思います。それは歌への嫉妬です。
歌詞ってものすごい力を持っていると思うんですよ。
○○って歌手がデビューしてものすごく売れている、とかでどんなところが魅力なのでしょうかみたいな街頭インタビューを時々テレビで見ます。
その時、例えば歌手そのものがかっこいいとかかわいいとか、声が独特とかを抑えて「歌詞がいい」とか「歌詞に共感できる」とか歌詞に魅力があると答える人が多い気がするんです。
私はあまり歌ものを聴かないので、あまりこういう感覚はわからないのですが、みんなよく聴いているんだなーと。
当然、評価される歌詞を書くってすごく大変なことだと思うんです。
それでも直接的な描写が出来るので、歌のないインストよりイメージがはっきり届きますよね。
ピコ太郎のPPAPなんかいい例です。とんでもなく強烈な印象を残すことができています。
まあ、歌には言葉の壁みたいなものがありますが、PPAPはその部分を簡単な単語だけに絞って突破したいい例です。
自分のイメージを音にすること
私は主に吹奏楽オリジナル曲を作曲します。自分の思うイメージを音で表現するわけです。
以前、『山の情景』という曲を書きました。
動画は1楽章ですが、説明欄に第2楽章と第3楽章のリンクがあります。
これは3つの楽章からなる曲で、それぞれ「雪山」「月夜」「紅葉」を表現しています。
もし歌であればそのような情景を詞にしてしまえば、割と簡単にイメージを伝えることが出来ます。
しかし音だけで伝えるとなると、これはかなり難しくなります。
音を聴いて、作り手が思い描いた情景を聞き手にも思い描かせるというのは想像以上に難しいものです。
自分の感覚が人と大きくずれていれば、まず伝わらないでしょう。
私がいつも曲を作るときに悩む部分です。
とは言え、人の感覚など完全にわかるものではありません。
最近になって、私は自分が感じたものをそのまま音にすればいいと考えるようにしました。
聞き手全員の感覚にあわせることなど不可能ですから、そこを探る行為を止めたんです。
そしてそれが自分の色を出す最初の一歩だと思うんです。
私は私の曲を書きたいんだから、自分を曲げずに書かなくてはと思ったところです。
感じたものを音に表現するのにも技術が必要です。
私にはまだまだ足りない部分。そして教科書に載っていない部分。
とにかく曲を作って試していくしかないと思っています。
さあ、別途進行中の一人セッション、録音が始まりました。さてさてどうなることやら…。