どうもーやまむらこういちです。
今日は久々にSaxを吹きました。
練習するべきところがたくさんありすぎてどこから手を付けようかと思っていたんですが、とりあえず指を覚えようということで、今日は半音階の練習です。
まずはこちらの動画をご覧ください。
いやーひどいですね苦笑
前も言った通り、上昇するときに下から順番に指を話していくならまだしも、離したかと思ったら押したりするのでこんがらがっちゃうんですよね。
トランペットみたいに3つしかない!ってならぐちゃぐちゃでもいいんですけど。
指を動かそうとするからずれる??
この半音階にもたくさんの課題がありますが、今日は一つに絞って練習してみることにしました。
降っていく際、B♭から始まってB♭→A→A♭→Gとなっていきますが、GからG♭になるときに薬指と小指を同時に押す必要があるんです。
GからFであれば薬指を押すだけでいいんですけど、半音階だといったん薬指+小指を押さなきゃいけないんですね。
この薬指と小指を同時に押すときに、どうしても小指が遅れてしまって、わずかに薬指→小指の順番に押してしまっているんです。
これだとG→G♭とはならずにG→F→G♭って、間にFの音が一瞬入っちゃうんですね。
半音階で下っているとG→F→G♭→F…となってしまうので、ものすごく失敗が目立ってしまうんです。
いろいろな動画やテキストを調べた結果、どうやら「指で押そうとしていること」が原因のような気がしてきました。
薬指と小指を同時に動かそうとしてもずれてしまうので、もっと別の場所で動かせないかというところにたどり着きます。
そして、その解決策として見つけたのが「肘を使う」でした。
肘のもう一つの動きとは
柳沢慎吾のパトカーやパチンコのハンドルを回す手の動きありますよね。わかります??
あれは手首の動きではなくて肘の動きなんだそうです。
肘には折り曲げる動きのほかに肘から先をねじるように回す動きも担当しているんですね。
肘のひねる動きを使うと、手指をまったく動かすことなく指の(空間的な)位置を変えることができます。
これであれば、薬指と小指を同時に動かそうとしなくても、肘一つ意識すれば結果的に同時に動いてくれるわけです。
私は何となく頭の中で、一度楽器を構えたらこの肘のひねり運動を極力しないようにするべきだと勝手に思っていました。
でもよくよくプロの木管プレーヤーを見てると、結構この肘の運動をしているんですね。
だから別に意識的に止めなくてもいいんだ、むしろ積極的に使っていこうと思いました。
とりあえず一歩前進はした
これ、きっとサックスやクラリネットをやっている方は「何を当たり前のことを言っているんだ」って思っていると思います。
金管にはこういう動きはなく、指での操作に指以外を使わないのでたどり着くのに時間がかかりました。
まだこなれていないですが、とりあえずはすこしずつ同時にキーを押すことができるようになってきました。一歩前進ですね。
しかしまだまだ、自然に半音階の動きができるところまではたどり着いていません。
頭の中でこうでこうで…と考えながらなので、動きも遅いし無駄に力が入っているし、動きも無駄が多いですね。
でも、金管の指も覚えるのにそれなりに時間がかかった記憶がありますから、焦らずにやりたいもんです。
きっと木管の人がトランペットを練習すると、この指を覚えるのに苦労すると思います(笑)
次は謎の揺らぎを解消したい
Saxは半音階練習で指を覚えつつ、低音域で謎の揺らぎがあるのでそれを解決していきたいところ。
しかし、どういう原理で揺らいでいるのかがわからず、時間がかかりそうです。
同じ悩みを持っている人がいるのかどうかもわからず、言葉でも説明が難しいという…。
下のDあたりから揺らぎが発生するので、低音域の息遣いやアンブシュアなどが原因だと思っています。
同じポジションでもオクターブ上では起きないので。
揺らぐというかワンワンワンワンみたいな、雑なビブラートというか何というか…。わかる方がいたら教えてください(笑)