どうもーやまむらこういちです。
年末はフルートで吹き収め、年始はトロンボーンで吹き初めとなりました。もう今年も半月終わってしまってしまったのですね。
年度末くらいまで楽譜やら書類やら作るものがちょいちょいあって、抜けがないように気を付けなくては・・・。
今日はアナ雪2のイントゥ・ジ・アンノウンの編曲をご紹介。
セリフのような歌は取りにくい
New Sounds in Brass Special のアナと雪の女王メドレーに今作の代表曲であるイントゥ・ジ・アンノウンを追加することになり、その編曲がようやく終わりました。
基本はエンディングアレンジのものを参考に作りました。
ただ、この曲は演奏会第3部の1曲目になる予定なので、最後だけ劇中バージョンに。エンディングの終わり方は本当に終わった感じになってしまうので、このあとも曲が続きやすいように変更しました。
アラジンの時もそうでしたが、ミュージカルちっくな音楽って音取るのが大変です。セリフみたいに言われるとどうやって楽譜に落とし込んでいくかわかりにくいんですよね。
リズムもかなりニュアンス的なものが強いので、正確には違うかもしれませんがまあ細かいツッコミはないでしょう・・・。
調はいろいろ悩んだ結果
すでにあるメドレーにくっつける都合上、調は変更する必要があるだろうと思っていました。
音取りがしやすいようにとりあえず原調で楽譜を作っていき、後でつなぎを踏まえて調変更しようとしたら、どの調に変更しても楽器の音域がきつい。
他の楽器と入れ替えればと思ったんだけど、きつかったりぱっとしなかったりで結局原調で落ち着きました。トランペットやクラリネットはかなり高音を要求されますが、うちの楽団は大丈夫なので・・・。
生まれてはじめてからのつなぎの部分もあれこれ作ったのですが、結局シンプルにというか強制的に転調するのが自分的にしっくり来たのでこんな感じに。
メドレーは曲と曲のつなぎを重視するなんていつも言っていますが、これ以上のものが思いつかず。うーん、数年後くらいに閃くかも(笑)
楽器が足りないと何度も感じた
うちの楽団、15名ほどしかいない小さな吹奏楽団で、パートも偏りがあります。
実際の編成は動画の通りで、基本1パート1人(Euphだけ2名)。
いつもこの編成で曲を作っていますが、今回は本当に足りない!と思ってしまった。せめてトロンボーンがいれば・・・と何度思ったことか。
どのパートも一様に音量が出ればいいんですが、そういうわけにはいかず。
どのパートも一様に同じような技術力があればいいんですが、そういうわけにはいかず。
うちの楽団の団員の特性に合わせての編曲だとこの辺りに落ち着くわけです。本当はもっとこうしたい!って想いがあるのですが、無いものはないですからね。
これも勉強の一つということでしょうか。潤沢にどんな楽譜でも書いていい!という状況よりは力が付いていると思っています。まあその代わり使えるものはとことん使い尽くしますけどね。一部のパートはかなりの難度だと思います。
今後について
これから定期演奏会向けの楽譜の作成は続きますが、それ以外にも編曲がいくつか。どんどんやっていかないと追い付かないので、頑張ります。
そして今年こそ楽譜の販売を始めたいなと思っています。実は昨年から動いているんだけどなかなかうまくいかないものです。今年こそ!
というわけで新しい1年もどうぞよろしくお願いいたします!